年齢を重ねれば重ねるほど、やっぱり語学!

HSK4!本日合格確認!

HSK4とは、中国語試験のことである。

HSK1~HSK6までの級がある。

自粛期間及び仕事が休業状態になってほどなくして「このチャンスに何かをやらなければ!」と思い立ち、インターネットの前で検索君(なぜかいつも検索に”君”をつけたくなる)した。

 

それは昔々、英語に興味を持ち中学生レベルの英語のままオーストラリアへ渡り、その後日本人と戯れ(一番ダメなパターン)、ひどい発音のまま日本へ帰国し使わないまま忘れる、と言う過去を持つ私は語学に目をつける(なかなか懲りない)。

 

語学については、見慣れていないだけで見慣れれば大概出来るようになるはず、と思っている。

 

そこで仕事でも使えるとかなり便利な中国語に興味を持った。 

 

橋は叩かずに渡ってみる、そうして生きてきた私は年を重ねても考え方は変わらないらしく、とりあえず手を出してみることにした。

 

中国語をゼロから、昨年7月にスタートさせた。

発音が難しいという話はよく聞くので、独学はダメだなと思いインターネットのレッスン、月~金毎日 25分×2回プランに申し込みをする。

先生は、日本語が話せる先生や中国語しか話せない先生など、現在中国に住んでいる先生を選ぶことが出来る。

 

まず腕試し(中国語の知識ゼロなのに腕試し)に中国語しか話せない先生と日本語が話せる先生を各25分ずつ受講。

中国語しか話せない先生との会話はもちろん聞き取れず、

私は「あー、うー、うぉ うぉうぉー」とヘレンケ〇ーが初めて水を手にした時か、ぼ〇ちおさむのおさむちゃん(40代以上でないとわからないか・・・おさむちゃんでーす!を力いっぱい叫ぶ方)のような答えしか出来なかった。

日本語に訳しても”我(ウォ=私)”をひたすら言う日本人は怖かったに違いない。

そして全くわからないまま終わった25分。

 

次の日本語を話す先生に勉強の仕方を教えていただき(絶対こっちが先)レッスンを始めたのであった。

 

そして気づけば早1年。

気分がのらない日もあった(ほとんど)。

発音が出来なくて叫びたくなることもあった。

万里の長城(チャンチャン)にのぼる」と言う意味を「味見(チャンチャン)をしながらのぼる」と解釈し、中国の方は味見をしながら歩くのか?と、話が通じないこともあった(カタカナにすると同じだが抑揚で意味が変わっていた)。

 

そして今日HSK4の試験結果が出た。

まだ聞き取りと会話は難しいけれど、初めの時よりは単語が少しでるようになった。

そうなると万里の長城にも行ってみたくなるし、ニュースが流れていると中国語を聞いてみようかな、と言う気にもなる。

もしかして数年後仕事に使えるようになるかもしれないと、夢を見始めた。

 

年齢を重ねたらなかなか覚えられない、と感じることもあるかもしれないけど言語はある程度みんな時間がかかるはず。

 

今だから感じられることもある。

 

昨日見たはずの単語を再度見ても、初めて出会った単語のように思うことがある。

昨日見た?本当?と自問自答。

新鮮さを2度味わえる。

 

テキストを何度も見る。

1日1ページ、3日で3ページ。3ページ進んで2ページ戻る。にゃ!(←頭の中に流れているのはあの歌です。)

こんなにテキストを使うなんて、テキスト代のもとが取れてるね!と思う。

 

以前ゴルフに行った時に、下手すぎてあっちにこっちにボールが飛んで走り回って、上手い人は真っすぐ優雅に歩いていたけど、同じ金額を払うなら隅から隅までゴルフ場を堪能している私のが得ではないかと思った。

あの木の下に綺麗なお花が咲いていたの知らんやろ!と。

あの時と似た感覚だ。

 

 

もし中国語がビジネスレベルくらい上がったら、次は韓国語を勉強したい。

中国語を始めたときに多くの人に「韓国語のが簡単じゃない?」と言われ、かなり気になっているから。

ヤンニョムチキンも好きだし。

 

はじめれば1年後はまた違う事が見えてくる。

2年後3年後どうなっているのか。

トキメキが止まらないのは私だけなのか。